2019-05-03

元コーティング業者がコーティングについて思うこと。

お久しぶりです。ワックスウォッシュの川上 亮平です。
ゴールデンウィークですね。皆様いかがお過ごしでしょうか。

そんな中でも車をキレイに保つ事を悶々と考えております。笑
お暇な方は少しだけお付き合いください。

私自身、コーティング業者としてお客様のお車のキレイを保つ
ために6年ほどお仕事をさせて頂いておりました。
(カーコーティング専門店glassというお店です。)

6年ほど、本当に色々なコーティングを扱いました。
その中で、率直に私がコーティングについて思うことを
語らせて頂けたらと思います。

コーティングが広まった結果、汚い車が増えたのではないか。

私が感じる正直な感想です。

この結論をさせて頂く前に話を少し脱線いたします。

シートベルト法と死亡者数のお話。

1950年代、信じられないお話かもしれませんが
車にはシートベルトがありませんでした。

シートベルトが無かったので交通事故を起こした際の
運転者の怪我や死亡率はかなり高かったとのこと。
そういう背景から、シートベルトを車に装着させることを義務化する消費者運動がおこりました。

そうして、シートベルト法というものができ
“車にはシートベルトの装着を義務化する”ことがきまりました。

“普通に”考えるとシートベルトという安全装置が車に備え付けられたことで
交通事故の死亡率は下がるはずですが…実際はどうだったのでしょうか?

シートベルト法が実施されてから歩行者の怪我・死亡率が増加した。

車を運転する側は、シートベルトという安全装置があることで
スピードを出すことの抵抗が以前よりも無くなりました。

乱暴な言い方をすると
シートベルトが付いたことで“安心してスピードを出して走行できるようになった”

以前より、スピードを出しているので歩行者側
の怪我・死亡率が上がるのは当然の結果です。

加えて運転者側の怪我・死亡率は下がるはずですが
なんとほとんど変わらない
という結果が出たそうです。

今もそうですが、運転者の安全は自動車テクノロジー
(エアバックやシートベルト、車のデザイン性など)によって
ある程度の安全性は担保されております。
しかし、被害に合う側の安全性は以前とほとんど変わりません。

本来、安全性を高め被害者を減らすことを目的の
シートベルトですが、被害者の怪我・死亡率を高める結果となりました。

ここで話をコーティングにもどします。

コーティングもシートベルトと同じ。

このコーティングとシートベルトってすごく似ている。
私は、率直にそう思います。

くるまを長くキレイに保つために行うべき”コーティング”ですが
コーティングをすることで結果として愛車の美観を損ねてしまうのではないか。

つまり、こういうことです。
「長期的にみるとコーティングをすることで車の状態が何もしていない時より、悪くなってしまう。」

なぜ、コーティングをすることで車が余計に汚い状態になるのか?

高額なコーティングが愛車をケアする緊張感を奪うから。だと私は考えます。

具体的には
高い費用をかけてやったコーティングが
“洗車をこまめにしなくてもよい”という安全装置のような
幻想をお客様に植え付けているのではないか。
と私は考えます。

コーティングに対する幻想。
いわゆる洗車やメンテナンス不要論は
コーティングサービスを提供する営業マンやコーティング専門店
が見込み客に吹聴しているという現状もあります。いわゆる誇大広告。

コーティングをしてもこまめに洗車をしないといけないのであれば
お客様がコーティングをするメリットを見出すことができません。
“何のためのコーティング?”ですね。
売れないんだったら、多少の“誇張”をしないと売れないよね。

こういう流れで普段の洗車は水洗いだけでOK。
とても水をはじくコーティングなので洗車回数が減ります。
などのなんの科学的なデータやエビデンスもないような
広告手法が広まりました。

こういう手法をしたくなる気持ちすごく理解できます。
(元コーティング業者ですから)

コーティングを売るためには多少の嘘も致し方ない。
会社の利益を得るためにはお客様の利益を損なってもいい。
会社を存続させるには仕方がない。売上を上げるためにはしょうがない。

”こんなこと許されていいはずがありません”

車を本当にきれいに保ちたいのであれば
こまめなケアが必要。

この事実をコーティング利用者にお伝えする必要があります。
具体的に。

この大前提を多くの方が理解されたら
コーティングをするコストを洗車やメンテナンスにかけるようになる。
そういう流れになるのは必然です。

だから、コーティングメーカーや専門店は
コーティングの成分をちょっと変えただけの
以前のコーティングと全く変わらないような
コーティングを毎年のようにリリースします。

「今度のコーティングは以前のものとは全く違う。」
「新しいコーティングなら大丈夫。」

一度効果も実感できなかったお客様が新しいコーティングは違うはず
という期待を抱いてコーティングをしますが結果は同じ。

なぜなら、車を本当にきれいに保つにはこまめなケアが必要だから。

いままでコーティング業界はそういう流れを繰り返しています。

そろそろ、この不毛なループを繰り返すのをやめて頂きたい。
私が率直に思っていることです。

車をキレイに保つには、こまめなケアが必要という当たり前の事実。

コーティングをしないでください。とは言いません。
しかし、覚えておいて欲しいことはどんなコーティングをしていたとしても
車を本当にきれいに保つには“こまめなケア”が必要ということ。

本当に車をキレイに保つには最低でも月に1度は
適切な洗車をする必要がある。
というのが私が思うところです。

どんな高価なコーティングをしていても
1~2か月洗車ができないだけで洗車では落ちない汚れが付き
車の美観は簡単に損なわれてしまいます。

車が走行する環境は私たちの想像以上に過酷なのです。

コーティングをしても・しなくても
こまめなケアが出来ていれば“車をキレイに長く保つ”ことは可能です。

コーティングは、水のはじきを良くしたり・傷を付きづらくしたり
してくれるかもしれません。しかし、洗車の回数を減らしたり・不要にしたりする効果は残念ながらありません。

忙しくて洗車をする暇がない。
洗車はする時間があっても面倒。
正しいケアの方法がわからない。
愛車のケアは誰でも任せたくない。

もし、この記事をお読みのあなたがそう感じられるのであれば
私たちにご連絡ください。

きっとお力になれると思います。

ここまで長文の記事をお読み頂きましてありがとうございました。

出張洗車 ワックスウォッシュ 川上 亮平


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