こんにちは!宮崎県宮崎市にあります洗車専門店waxWASHです。今回はBMW1シリーズを洗車させて頂きました。
まずはホイールの洗浄から。鉄粉除去剤、弱アルカリフォームを使って汚れを浮かせます。タイヤにはタイヤ専用クリーナーを使用してしっかり汚れを落とします。
続いてボディの洗車に移ります。ボディ状態はというと・・・
頑固なミネラル汚れ(水アカ)が付着しております。
この原因は、洗車後に水を拭き上げせずに繰り返してしまった事です。
水道水は、雨水と違い濃ゆい染みができやすく、拭き取りを行わないと普通の洗車では落ちない汚れが付着してしまいます。この汚れをミネラル汚れと呼びます。ミネラル汚れが付着すると、水の弾きも悪くなり拭き取りも悪くなります。
ミネラル汚れが付着すると、酸性の洗剤、シャンプー、ケミカルでないと効率的に汚れを落とす事はできません。まず始めに弱酸性シャンプーを使用して軽度のミネラル汚れを除去。排水性はかなり改善されましたが、まだまだ汚れが残っていますので、次の工程で。
洗車後は、鉄粉除去を行いました。使用したのはPVDI-07です。
鉄粉汚れとは、黒い粒状の汚れで車のブレーキ。線路、鉄工所などから鉄の粉がボディ上に付着し、固着します。付着しているだけなら、洗って落ちますが。固着してしまうと、触れただけでは落とす事ができません。そこで鉄粉除去剤を使用して、分解して落とします。
繰り返しPVDI-07を吹きかけ、タオルで汚れを回収。を繰り返す事で鉄粉汚れは徐々に少なくなります。完全に落とすには粘土と呼ばれる専用のツールを使う必要がありますが、洗車だけでもかなりスッキリさせることが可能です。
紫色の粒状の汚れの反応が少なくなった事を確認することができます。この時点で、タオルではザラザラとした感触を感じる事ができなくなるくらいスムーズな塗装面になりました。
鉄粉汚れは、固着すると永遠に落ちなくなる。という汚れはございませんが、鉄粉が錆びることで「茶色」に変色し、美観を損ねてしまいます。定期的に落とす事で、塗装面のキレイを保つ事ができるのでオススメです。鉄粉除去剤を噴霧⇒濡れタオルで拭くを繰り返すだけで落とす事ができますが、乾燥と液剤のすすぎ不足にはご注意ください。
細部洗浄後、ボディの頑固なミネラル汚れを除去します。
今回は、汚れを落としても汚れが残ったように見えます。拡大するとこのようにみえます。
水のあとがそのまま、塗装面に焼き付いて洗車では落とす事ができません。今回は、ポリッシャーと研磨剤を組み合わせて塗装を削り、修正致しました。
塗装には限りがあるので、塗装を削る事を可能な限り少なくすることが、長く1台の車をキレイに乗るためには大事なことです。雨染み、水シミが出来たらすぐに除去することが何よりの予防になります。
水アカ、雨シミ落としにはスケール除去剤A06がオススメです。
その他、油脂系汚れを落とした後はセラミックコーティング施工致しました。
水アカ、雨染みがついても固着しづらいコーティングを施工させて頂きましたが、日々のケアが何よりの保護になります。
洗車後の拭き上げは、必ず行って頂くことで頑固な水シミが付着する事を予防する事ができます。
拭き上げを楽にするには、大きなタオルでざーっと拭いてから小さいタオルで拭き上げると楽ちんなのでオススメです!
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