宮崎県宮崎市にある洗車・コーティング専門店waxWASHです!今回は洗車と油分除去というテーマで記事を書いてみたいと思います。
キレイに保つために油分を落とす必要はあるのか?
キレイを保つために落とすべきは、油分ではなく劣化膜。
私のYouTubeチャンネルでは、OCメンテナンスクリーナーなどに代表されるクリーナーを必ず使用します。これらは、油分除去剤と言われる事も多いため、車を長くキレイに乗るために油分を落とさないといけない。そう考える人も多いです。私の考えは、油分が車のキレイを損ねる事はほとんど無く、紫外線による塗装の劣化膜がキレイを損ねる。だから、OCメンテナンスクリーナーを時々つかう必要があると考えています。
99%の人が気付いていない紫外線が与える影響について
くるまのキレイを損ねる要因は、洗車キズや水垢などの汚れが有名です。それらに加えて紫外線による影響も無視する事ができません。以下の動画は、水垢汚れ、鉄粉汚れ、その他汚れを落とした後の状態です。クリア塗装が劣化すると白っぽく。塗装の映り込みがはっきりしない状態になります。
右半分だけ、クリーナーで除去しました。機械などは用いず全て手作業です。
劣化した塗装膜をクリーニングすると、元々の塗装色が顔を出してキレイになります。何を塗って擬似的にキレイに見せるというのではなく、塗装本来の色味の復元がクリーナーで可能になります。
車を長くキレイに乗るにはクリーニングが必要
以上のことからもわかる通り、車を数年以上キレイな状態で保つにはリセットが必要です。リセットとは、劣化した塗装のクリーニングです。油分が塗装を曇らせるわけではなく、塗装自体が紫外線によるダメージを受けて曇っているというのが当店の解釈です。油分だけ落としたいなら、シリコンオフやIPA,プレップなどで落とす事は可能です。ただ、上記のような塗装が曇った状態を改善する事はできません。
塗装のクリーニングには専用のクリーナーがオススメ
私がクリーニングに使用しているのは、OCメンテナンスクリーナーです。
濡らして固く絞ったタオルに、適量つけて塗装に塗り込むだけです。クリーナーが塗装面に馴染んで白っぽさが無くなるまでヌリヌリするだけです。最後に塗れたタオルで拭き上げればスッキリ仕上がります。
クリーナーを使うときの注意点について
OCメンテナンスクリーナーに限らず、クリーナーを使うとコーティングは落ちてしまいます。コーティングとは、クリア塗装の上に乗っているだけなので、クリーニングの過程で落ちてしまいます。
また、クリーナーは必ず洗車をして表面にのっている砂やほこりなどを取り除いてから使用ください。砂がのっている状態でタオルで拭くとクリーナーを使っていなくてもキズだらけになりますので。
簡易コーティングや機械式ワックスのリセットにもクリーナーはオススメ
普段は、量販店の撥水シャンプー。ガソリンスタンドでの機械式ワックス。簡易コーティングを塗るだけという洗車をしている人にこそ、クリーナーのメンテナンスがオススメです。
簡易的なコーティングの塗り重ねは汚れとコーティングのミルフィーユ状態を作ります。そうなる前に、適度にリセットし、再度コーティングを塗るというのがオススメです。
コーティングは塗れば塗るほど良いというわけではなく、適量があります。塗れば塗るほど層になるわけでも無いのですがそれは別の機会にでも記事にしたいと思います。
ずっと、シャンプーだけ。水洗いだけ!という人にこそ、一度クリーナーを使って洗車をしてみて頂きたいです。とても簡単なので、誰でも出来ます!
【宣伝】2024年4月にオリジナルクリーナー発売します
最後に少し宣伝を。当店でも塗装面がクリーニング出来るクリーナーを販売します。既存のクリーナーよりも塗装面によりダメージを与えず、より使いやすく、汚れの回収率、可視化のしやすさ、使用後の透明感にこだわりました。めちゃめちゃ使いやすく、繰り返し使用しても塗装にダメージを出来るだけ与えないように拘ったので一人でも多くの人にご使用頂きたいです!是非、ご期待ください!
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