宮崎県宮崎市にある洗車・コーティング専門店waxWASHです!現在、1年のメンテナンスサイクルでキレイが維持できるようなメニューを作れないかなと色々と考えています。最近では、仕上げに使用するコーティングのテストをやってます。
最新のコーティング技術はすごい
最新のコーティング。毎年、毎年新しい素材や成分が入ったコーティングがリリースされるわけです。発売する度に、ワクワクしながら検証しております。
コーティングに何を重視するのか?は、お店によって様々です。当店では、一番厄介な雨染み汚れに対する防汚性とメンテナンス性。水垢汚れを落とす薬剤を使用しても落ちない。落ちたとしても、再度塗り直すコストが低い。繰り返し塗装に使用しても問題ない成分(溶剤)であるか。撥水の仕方、粒の大きさなど上げたらきりがありませんが。対雨染みとケミカル耐性はマストです。
雨の日に走った後
雨に濡れて汚れて乾いた後。ボンネット左と右では若干ですが汚れの残り方に違いが。
キレイとは、非常に抽象的です。水を弾いている”だけ”がキレイであればすごく楽なのですが。見た目の撥水の出方(キレイ)と洗車後の汚れの量が少ない(キレイ)を両立させようと思うと中々一筋縄ではいきません。
艶も、光沢も、撥水も、スリック性も、メンテナンス性も、キズの付きにくさも、耐久性も。
何もかも完璧な物があれば良いですが。なかなか、そういう夢のような物はありません。
そこで必要な物は「取捨選択」になります。
365日であれば、被害を最小限度に抑える事が可能ではないか
取捨選択で重要なのは、何を捨てるか?です。捨てるのは、艶と耐久性。
コーティングを塗ることで得られる艶。塗ることでキレイに見せる事ができる反面、デメリットはメンテナンス性が下がること。繰り返し塗装に使用すると悪影響があること。
続いて、耐久性を捨てる。2年~5年以上耐久するみたいな過剰な効果は期待しない。最大で1年。1年被膜が維持でき、なおかつリセットが容易であるような構成が理想です。機械式洗車を利用しても、被膜に影響しないような物。
半年サイクルでメンテナンスを行えば理想的です。半年で皮膜自体が傷んでいれば補充でき後の半年キレイな状態で乗れる。1年経ったら全ての被膜を一度リセットし、次の1年をキレイに乗る準備をする。
車のキレイは洗車で作る。洗車で出来ない事はコーティングに頼る
艶とか光沢。定義が曖昧ですが、仕上がった時にキレイだと感じることをコーティングの液剤に頼らない。これは良い選択だと考えます。
そもそも、キレイをつくるのは下地処理。下地処理とはどこまでキレイに出来るか。当店では、他のお店よりも少し踏み込んだ洗車を行うことでキレイを表現し、そのキレイをコーティングで守る。というのが合理的な役割分担かなと。
洗車の後、キレイかどうかを決めるのは洗車の技術力次第ということです。全ての人が簡単に扱える究極のコーティングが開発されたとしても、キレイを決めるのは「キレイにする技術」に他なりません。
なぜ1年コーティングを作っているのか?
洗車業界の最大手といえばアイ・タック技研さんのキーパーコーティングです。その中でも1番人気が1年キレイが続くと言われているコーティングメニューです。1年間水洗いだけでキレイが続くとうたわれているメニューが人気。ここから、1年というサイクルでキレイな状態を維持したいというニーズが多くあるという事がわかります。
そこで、1年コーティングメニューつくるの面白そう。と思って昨年から色々と検証と実践を繰り返しています。
東京オートサロンや来週からある大阪オートメッセなどに参加しているのも最新のコーティング事情を知り、店舗のメニューに活かすためでもあります。
当店が提供しているメニューは、洗車好き、車を特にキレイにしたいという人に認知があります。しかし、もう少しカジュアルにライトにキレイに維持したいという方に向けたメニューがありません。そういう方に向けた出来るだけリーズナブルなメニューを作ってみようと思っています。金額でいうと大体2万円前後。
コーティング技術の進化により、お客様満足とお店が提供したいキレイの両立がそろそろ出来るかな~と思って挑戦中です。
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